試乗レポート ケスレ KASTLE SKI RX 12 SL
今シーズンの超オススメスキー、 ケスレ KASTLE RX 12 SL の試乗レポートです。
フィールドは、鳥取県だいせんホワイトリゾート、北海道星野リゾートトマム。
どちらも3月の春雪での試乗になります。
まずは、久々の日本国内デビューともいえるニューブランドケスレ KASTLE のご紹介です。
KASTLE ケスレ社は1924年にオーストリアで創業。
1950年以降、トニー・ザイラーやピルミン・ツルブリッゲンなど、
多くのスター選手がアルペンスキーで活躍しました。
当時、国内でも人気のブランドでしたので、ご存じの方も多いと思います。
その後、スキー製品の販売がなくなっていましたが、20年後に復活。
そのクオリティーやデザイン性の高さにより、
ヨーロッパやアメリカの市場では人気の高いスキーメーカーです。
そして、23-24シーズンより、日本における販売を本格的に再開しました。
KASTLE SKI JAPAN の浦木健太さんから、コメントをいただいたのでご紹介します。
ケスレが市場から姿を消すことになった1998年まで、私自身がケスレでアルペンワールドカップを戦っていました。20年後、ケスレが復活したことはずっと気になっていたのですが、2022年に本社へ行って直談判し、ケスレの代理店として日本市場を任されることとなりました。
日本におけるケスレブランドは、私1人で、しかもヨーロッパにいながら、すべてをマネージメントしている状況です。これには、ケスレを好きになってくれたスキーヤーに、よりクオリティの高い商品を届けること、また、数量を抑えることによる特別感、という目的があります。
新生ケスレは、まだ始まったばかりですが、どこよりもクオリティの高い、最高にかっこいいブランドを目指して頑張ります!
それではてんちょ~の試乗レポートです↓
KASTLE ケスレスキーの特徴といえば、なんといってもスキーのトップで目立っている、
ケスレミントと呼ばれるグリーンカラーの大きな〇。
一目で、KASTLE ケスレスキー とわかる斬新なデザインですね。
これは単なるデザインではなく、ホローテック(Hollowtech)という
楕円形状をしたテクノロジーです。
ホローテック(Hollowtech)は、滑走時の振動を最大で30%軽減し、
またトップ部の軽量化を実現しています。
全てのKASTLE ケスレスキー に装備されている、最先端のテクノロジーなのです。
今回試乗したのは、RX 12 SL 。一番人気のショート系カービングピステモデルです。
滑ってみてまず感じたのは、乗り味の軽快さです。
けして軽いスキーではなく、試乗スキーはしっかりしたプレートも入れていたので、
しっかり安定感があるスキーなのに、とても軽快なな操作感が得られます。
また、ターンしていてトップがどんどんターン方向に入っていくイメージ。
これは、他のスキーではあまり感じられないものです。
ホローテック(Hollowtech)の効果ではないかと、私は勝手に思っていますが、
このトップがきれいに入っていって、スキーが外に逃げない感じは、
スキーの操作において大きなアドバンテージになりそうです。
滑走動画もぜひご覧ください。
トップスキーヤーの滑りではないので、みなさんの参考になるかと思います。
ケスレミントをベースに統一されたスキーのデザインも、COOLでカッコイイです。
現物を見られたみなさんの評判もとってもいいです。
クオリティーが高く、デザインもよく、でも他のスキーヤーと被らない、
一味違うスキーをお探しの方には、100%おすすめのスキーです。
もっとこのスキーを知りたいアナタ、ぜひご来店ください。
お問合せもお待ちしています!